| 【統一見解に関する説明】 |
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| 司会●では、三宅に関する補足説明を井田会長から。 |
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| 井田会長●基本的なことは書いてあるように、火山ガスの放出を含めて、火山活動は全体として低下傾向にあると。だけどその中で、むしろガスの放出が少なくなってきたために、火道部の一部が狭くて、放出が滞る。そしてそれが一時期溜まって、それが爆発して多少の火山活動に開きがある。そういう認識を持っております。ただ2番目のグループにありますけれど、9月末から10月にかけて若干、そのような火山灰を出すような活動が高まっているように思います。それは単に表面活動がそうだというだけではなくて、渡辺さんから説明があったように、電磁気〜〜〜(聞き取れない)〜〜〜。まあ、あまり深いところまでは影響が及んでいないと思うわけですけれども、というのは火山ガスの組成などは変わっていないので。 ですけれども、わりと浅いところまでは影響をもたらすようなことがあって、たぶんそれでガスの放出が停滞している、まあ溜まって、爆発的に出たりということが起こっているのだと思います。ただ全体としてはゆっくりと活動が低下しているという中で、火山ガスの放出もだんだん下がっていくだろうと。ただ現段階では、まだかなり高いという認識です。 |
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| 【質疑応答】 |
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| 司会●では三宅島の関係に対しましての質疑に入ります。 |
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| 記者●GPSのデータは、解説文では「ほとんど停滞しています」いうふうに言われているんですが、きょうの予知連のを見ると「わずかながら低下している」いるという見方になっていますが、このあたりどういう議論がなされたのですか。 |
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| 井田会長●解説文という意味は? |
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| 記者●毎日でている火山情報という・・・。 |
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| 井田会長●ああ、そういう意味ですか。それはデータにはたくさんの点があるんですが、そのへんのどこを見るかということもありますし、精度の問題をどう評価するかということもありますが、基本的にはかなり停滞しているというようなことなんですけれども、まあきょうの議論では特に、国土地理院から提出された資料、あるいは地震研究所から提出された資料の中で、まあ停滞しているというよりも、むしろまだ継続していると見た方がいいのではないか。そういう見方をすると、停滞というのはそんなにこだわることではないので、ここでは「鈍化はしているけれども、継続している」という表現にした。それはすべてのデータを持ち寄って、そう思ったということで、いままで「停滞している」という表現をしていたのは、気象庁の手持ちのデータを重視していた、そういう違いであります。 |
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| 記者●閉塞ということですが、なにで閉塞している・・・。火山灰?そして浅いところでという話ですね・・・。 |
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| 井田会長●実際に火山灰が出るわけですね。それは山麓まで火山灰は出てきます。それから爆発が起こっているということに対しましては、空振計というので爆発の振動に対応するものでとりあげられるんですね。だから確かに爆発が起こっていると、火山灰がでている。それで火山灰が出ているときには、ちゃんと見える時には有色噴煙というんですが、普段は非常に真っ白の噴煙が出ているんだけれども、もくもくっと黒い物が出るわけですね。それは多くの場合には2、3分しか続かないわけですが、そういうようなすべてのことを合わせて、爆発的なことが起こって噴煙がでて火山灰がでるというようなことが把握しているわけです。 |
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| 記者●閉塞をとるメカニズムというのは・・・。 |
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| 井田会長●そこは多少いろいろと議論があって、たぶん研究者によって違うんではないかと思います。単純に半径が大きくなったり小さくなったりしているという見解を持たれている方もおります。それから、むしろ地下水が関与していて、そのために温度が変わったりなんかして一部で閉塞するんだという考え方もあるだろうし、まあ上から落っこってきているものは最近はないんですね。たぶんそのへんはいくつかの考え方があるんだと思うんです。ただわりと火道がスムーズではなくて、一部詰まる、溜まってということの認識では共通しているということで、個々のメカニズムについては必ずしもここでは非常にこだわって追求はしてはおりません。 |
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| 記者●結果、詰まることから温度が上がって・・・・。 |
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| 井田会長●そうですね、それがかなり深いところまで岩石の磁化なんかに影響するとすると、それが起こるわけですね。それが起こってるんであろうというのが今回のデータです。それから浅いところでは出てくる噴煙の温度が若干上がり気味なのは、それを反映しているんだろうと・・・。 |
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| 記者●すごくは溜め込まずに、ぱぁと出ちゃう? |
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| 井田会長●その程度にもよりますが、そんなには溜め込んでなくて、特にわりと最近だと数日、あるいは毎日のように噴火が起こったりしているから、そんなにすごく溜め込むというわけではないんだよね。 |
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| 記者●ということは、なにで詰まっているかというのは・・・。 |
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| 井田会長●地下水の影響があるかもしれませんし、そこはいろんな考え方があって、あまり予知連絡会としてもそれほど詰めないということで。それは何が起こっているかということを実証的に示すデータが必ずしもないんですよね。つまりいろんな現象から見て詰まっているんであろうと。それについては皆さんの意見は一致するんだけれど、じゃどういうことが起こっていてということに関しては、必ずしもそれをぱっと示すようなデータがない。データがないところで議論をしてもすれ違いになってしまうので、そのへんはあまり追及はしていない。もちろんそれがもう少し積極的になにか現象がでてきたりするともう少し議論になるのですが。それで防災上はまあそんなところでいいだろうというように考えています。 |
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| 記者●全体が冷えたから詰まるようになったと考えたらいいんですか。ガスが少なくなったから・・・。 |
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| 井田会長●その両方の考え方があると思います。どういうふうになっているかですね、本当のところは見えていないわけなんです。つまりそれが、まったくすぽっと穴があって、そこからどんどん出てくるものなのか。それとも、わりと網の目のようなところで、くぐり抜けてくるようなことなのか。そういうところに地下水が関与しているのか。そのへんはそれぞれの火山学者の持っているイメージが違うんですね。そのへんが実証的な意味で「こうだ」ということがわからないんですね。ですから閉塞がなんとかという表現がありますが、そこに関して抱いているのはすべての委員が同じではない。 |
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| 記者●地下のマグマ溜まりの体積は、もう少し絞り込んだデータを示すようなことはできないんですか。 |
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| 井田会長●そこのところは、いま地震研究所で超密観測を行っている。そのデータはとってありますが、その体積はまだちょっと・・・。 |
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| 渡辺部会長●定量的な解析がまだできてはいませんで、まわりで起こった地震の波形を25点の緊密観測網の観測点で得られた波形を並べてみた限りでは、ある程度傾向的に地震の波が減衰していることが見えるので、定量的な解析があれば、なんとか出来そうだということがわかったという状態です。 |
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| 記者●高周波地震と低周波地震を分けてデータをお示しですが、これってどういう普段の活動を反映していると・・・。 |
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| 井田会長●火山の活動までいくかということはわかりませんが、高周波地震というのは、ごく普通の地震、火山がないような場所でも起きる地震の中で、スケールの小さいものと思っていただければいい。でそれは岩石の破壊現象です。それに対して低周波地震はもうちょっとクセがありまして、火山特有の地震です。それはここで言われている低周波地震のひとつのタイプは「火山性微動」と言っていますけれど、我々の想像しているのは、いまの噴火活動、若干小さな小規模な噴火と言っていますが、それが起こるときに、ガスがでているわけですね。それに関連してなにか起こっている振動なんだろうと考えています。 |
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| 記者●ということは、低周波地震の数がやや減ってきている傾向を、このグラフは示しているということですか。 |
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| 火山課長●やはり浅いところで起こっているんじゃないかと考えています。区別のできるような周期の長いヤツを分類してやっていると。 |
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| 井田会長●ここは確認ですが、いまの規模の小さい噴火に対する微動だと・・・。だいたい我々のイメージとして2種類くらいあって、最初に言ったように出るときにかなり無理して出わけですが、そのときに振動を出すというのがひとつのタイプ。それとは別に、なぜかは知らないが、低周波地震というのがある。なぜかは知らないというのはいろんな可能性があって、例えばガス溜まりがあると、それがぐるぐるぐるっと振動するなにかがある。そういうのが結構どこの火山でも起こるんですね。それが三宅島でもあるかもしれません。それがいまの話ですと、必ずしも区別はできないということで、たぶん両方あるのではないかと思います。 |
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| 記者●東京都の観測ではですね、島内のガス濃度はここ2ヶ月ほど減っているようにも見えるんですが、それについてはガスのおおもとの変化というよりは、天候とか地形とかなにかというような影響だとご覧になっているんでしょうか。そのへんの議論は・・・。 |
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| 井田会長●じつはそのへんの議論はそろそろ始めています。いままではとにかく火口から出るガスの量だけを問題にしていたのですが、山麓にどのような影響があるかという議論を始めています。それに関してはまだ観測点が島内全部で6点くらいなので、なかなか全体像がつかみにくいのですが、ひとつきょう出た議論は、桜島と出ているPPMが違わないではないかということがあったんですが、それが継続して出ている時間が長い。だから必ずしも桜島と同じ程度とは言えないのではないのかと。それについては今回少し議論を始めまして、それに関連しては、風がどのように影響するかという意見も交わしました。ですが今回議論を始めたという程度で、これからは少しだんだんと詰めていきたいと考えています。ですから点数が少ないので完全に把握は出来ない。けれどもまだ結構危険なレベル、少なくとも部分的には危険なレベルにあるという認識でいます。 |
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| 記者●いままでのデータから概算して、どのくらいになれば一変するという評価はまだできていないんですか。 |
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| 井田会長●どれくらいになったらということを議論するために、火口から出ているのが山麓にどういう影響があるのかということを、そろそろ予知連絡会でも検討を始めた。そうご理解をいただければ・・・。ですからいまのところ全体の量が1〜2万トンだというならば、必ずしも少なくはない。だけどどのくらい減ったらということについては、いまの時点では、すぐに居住できるということではないだろう。だからそれがどうだということに関しては、いろんな準備を始めているとご理解ください。 |
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| 記者●文中に「今後ともゆるやかに低下していくと予想される」とありますが、その結果として、いつまでにこのくらいになるというような予測がたつのかということと、ここで「ゆるやかに」と言ってるということは、急速に低下するということはないというような、積極的な根拠があるのですか。 |
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| 井田会長●まずですね、後者については今回はあまり議論していません。前々から申し上げていた可能性として、急速に止まってしまうということはあると申し上げました。ただそれは必ずしも安全なサインであるかということは難しいんですよね。非常に閉塞状態が高まったということでね。で、それについては今回特に議論してということはありません。むしろここで強調したいのは、9月末から10月にかけてちょっと高まった、あるいはその前5月ころに変動がありましたね。で、そういう変動がありながらも、全体としては下がっていくだろうと。それはある時期にもっと急速に終わってしまう。それは詰まってしまうこともあるけれども、本当に火山ガスを運ぶシステムが止まってしまう可能性もあるわけで、それはラッキーなケースですが、そういう可能性を否定しているわけではありません。ですからそれを突き詰めて議論するデータもないし、材料もないという認識です。それから前の方はですね、ギリギリの議論をする時に、傾向がもう少しハッキリ見えてきたら、もう少しハッキリ言えるのではないかと思っております。いまの段階でも無理して言えばどのくらいの時点でどうなるということを言えなくもないのですが、いまあまりそれをやらないのは、ここまで下がればという議論を始めたと申し上げましたが、そのへんと合わせながら、だんだんと両方を見極めていきたいという希望をもって我々は取り組んでおります。 |
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| 記者●無理すれば言えるということですが、今日はそのようなことを示すような状態ではないという・・・。 |
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| 井田会長●そういう認識です。つまりあと何ヶ月経ったらというようなことが言えるタイミングではないということです。 |
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| 記者●それは逆に何がわかってくれば言えるようになるのでしょうか。 |
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| 井田会長●そのへんはなかなか難しいんですよね。ひとつ何かがわかればそれが決め手になるかということはわかりません。ただいろんなことが蓄積してきています。例えば火山ガスの組成なんかについて、今回はあまり変動がないということがわかってきたんですけれど、その傾向というのはつかめてきている。ただ変動はないといいながらも、出てくるかもしれない。それはデータの期間がもっと長くなれば、全体がもっとハッキリとわかってきますよね。それからガス落ちていく割合にしても、どのような曲線に乗るのかということも、時期がたてばハッキリしてきますよね。何がでれば解決というものはないんだけれども、いろんなことが積み重なって、まあ前回も言いましたが地殻変動とガスの放出量が関係があるかもとか、あるいは電磁気とか、そういう蓄積でだんだん確かなことが言えるようになってくると思います。 |
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| 記者●積み重なるデータを増やすために、今後なにか観測体制に増やすもの、新たにとり入れるものがありますか。 |
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| 井田会長●申し上げませんでしたが、総合観測班というのを、ちょっと遅いんですが置きました。それは観測体制を強化していこうということで、責任者は渡辺先生になっていただきました。ちょっとその計画について・・・。 |
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| 渡辺部会長●どのようなことをやればとおっしゃいましたが、ひとつはそういうことを確かめるために、新たな観測をすることも必要。もうひとつは、昨年の11、12月に比べて放出量は減ってはいますがばらついています。ですから短期間ではなかなかどっちの傾向にあるか、あるいは何年後にということは言えないんですね。どうしても期間を稼がなくてはいけない。もうひとつは火山ガスは定期的に測られていますが、その組成の変化をもっと精度よく測るということが出来ていないわけです。麓ではノイズがありますので、一番いいのは噴煙の根元で直接サンプリングしてその組成の変化をモニターするのがいいのですが、それがいまのところ出来ません。それがなんとか出来ないかということを観測班でも検討しているところです。 |
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| 記者●その総合観測班ですが、位置付けとしては終息へのシナリオを作るための観測班というふうに考えていいですか。 |
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| 渡辺部会長●いや、シナリオ等は予知連絡会で検討したうえでしょうから、まずいろんな観測を相互にネットワーク、情報の共有も含めてしっかりやって、より以上に効率良く協力しあって、新しい観測も。つまりいままでは島内滞在がなかなかしづらかったのですが、かなりそれが出来るようになってきていますから、各関係機関が連携をとってやろうと、そのためにあらたな観測班というのを作ったわけです。 |
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| 記者●それは国と都と・・・。 |
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| 井田会長●いや、それは予知連絡会の・・・。位置付けはですね、将来のストーリーを描くうえで何が必要だということで、その機構として観測班を作ったものです。もちろん他のいろんなところにも積極的にご協力をいただかなければというような感じの。 |
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| 記者●それはもう作ったということでいいんですね。 |
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| 井田会長●作ったということです。 |
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| 記者●住民が帰れるという目安としてですね、さきほど出た山から出ている総数の量として、たとえば1日に5千トンというような議論も出てきていますよね。きょうの議論で、各地点でのPPM濃度がどこまでだったら昼間はオッケーだとか、具体的な数値というのは出たんですか。 |
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| 井田会長●その議論はまだしていません。画一的に何トンならと言えるかという問題があります。三宅島でも場所によってずいぶん状況が違います。だからそのへんはむしろそのような時期に近づいてきたから議論をするということと同時に、防災対応をどれだけとれるのか。たとえばガスの問題でも、場所によってはガスの危険性が非常に低いところも風向きからしてある。そういうところは場合によっては防災対応としてクリーンルームなど整備すれば出来ないことはないかもしれない。そのへんをできるだけ急いでやりたいというならば、もちろん我々の基本的な見解もあるんですが、それとリンクする形でどこまで防災対応ができるか。あるいは住民の方々がどれだけ強い希望をもたれているかということと関連してくる。つまりだんだんそういうステージに入ってくるんじゃないかと思うんですよね。でいま我々としてはそこまで切実なことを考えていなくて、そういうことに入るためのいろんな地ならしを多少始めている、そういうことです。 |