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2001/06/04
いまだ秋川の三宅島学校に”無料電話”が設置されていません。
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以下は6月3日、秋川で行われた運動会会場での、私と教育長、小学校校長
(3人のうちの1人)との会話です。



教育長 いや〜連絡しようと思ったのですが、すいません。無料電話の件ですが、校長会や学校職員とも話し合っているのですが、まだ設置に時間がかかるようですので、もうすこしお待ちください
佐久間 どのくらいですか?その理由は?
教育長 まだテレカがかなり残っていまして、これを使い切らないうちは・・・
佐久間 ちょっと待ってください。なぜテレカにこだわるのですか?
教育長 寄付してくれた方々の気持ちを大事にしなければなりませんので
佐久間 寄付して頂いた方たちは、無料電話がないからということで寄付してくれたんです。村長も設置費用は出すといってるじゃないですか
教育長 そうですが、教育上、無料電話には問題が・・・
佐久間 まだそんなこと言ってるんですか?教職員の管理能力がないから出来ないのだとハッキリ言えばいいじゃないですか。小学生はもう20数名しかいないのに、教員はその倍います。それで出来ないことはない
教育長 いやぁ、あそこには中学生も高校生もいますからね
佐久間 そんな問題じゃないんですがね。ということは、テレカはいま秋川にいる子どもだけに配付してるのですか?
教育長 そうです
佐久間 それはおかしくないですか?
教育長 秋川にいる子どものためにくれたテレカですから、それに使うのが当然です
佐久間 では教育長は3月議会において”テレカは金券ですから、三宅の子ども全員に配付します”と言ったことに反しません?
教育長 そうですが、学校教員とも話し合ってのことですので・・・
佐久間 このような集まりが多くあるわけですから、一般島民が来た際にも無料でかけられる電話が避難所には必要なんです。”避難所”ですよ、ここは
教育長 ・・・・・・
佐久間 教育委員会としての姿勢を示してくださいよ。この秋川だけを管理すればいいんですか?”他の学校に転校した子どもも三宅の子どもだ”と教育委員会の方針にあるじゃないですか
教育長 当然です。ここだけに対応しているわけではありません
佐久間 ならば無料電話を設置して、残ったテレカは有効に使うことをしても、寄付していただいた方の善意に反しないと思いますよ
教育長 2月の”災害公衆電話の事件”との整合性もとらなくてはなりませんからねぇ
佐久間 ほう、政治的な配慮をするのですか。無料電話にするが、体裁を整えないと出来ないとね、なるほど
教育長 別に政治的なものではないのですが・・・
佐久間 じゃあ、公衆電話の隣に村で避難所としての無料電話でも設置させましょうか。それならば問題ないでしょう?そうしないと目が醒めないようだから
教育長 ・・・・・
佐久間 いずれにしても、今月の議会で報告を求めますから、そのつもりで


その後、小学校の校長との会話。


校長 ご苦労さまです
佐久間 いやぁ、そちらこそ。よろしく頼みますよ。しかし少なくなりましたね
校長 そうですね
佐久間 バス通学など、いいことだとは思うのですがね?
校長 ・・・そう・・ですね(明らかに不満の様子)
佐久間 実は公衆電話の件ですが、私は無料にすべきだと思うんです。しかし教育長によると、どうも現場の校長、教員が反対らしいのですが、そうなの?
校長 いやぁ、そんなことないですよ
佐久間 いや、教育長はそう言っていますよ。議会でもそうすべきというのが大勢です。無料電話にすると、そんなに管理が大変なんですか?
校長 ・・・・・
佐久間 なぜ電話が無料になって悪いのか、私には理解できないのですが、もう一度よくお話し合いくださいね
校長 は・・・い・・・


このように、問題そのものの重大性にまだ気づいていないらしい。しかも校長・教員(一部だろうが、結果で判断せざるをえない)にも問題がある。

どうしてもテレカにこだわるのなら、無料電話にして、その通話料金をテレカで支払うべきではないだろうか? これなら”寄付者の善意”という教委の狭隘なる解釈の尺度にも合致するだろう。(私の本旨とははずれるが・・・)

実際「テレカを換金して自分の小遣いにし電話は携帯で」ということもあると聞く。子どもにとってはテレカは電話をかける道具ではなく”金券”そのものになっている。この事実を承知していながら(知らないならば職務怠慢だ)放置していることこそが問題ではないのだろうか。

それとも、これが三宅島学校の”教育”だと認知しているとしたら、教育委員会はもとより、校長や教員の”教育”が必要なのかもしれない。